透明な荷物を軽くする

気持ちに荷物を背負わせてる人へ

二次元の戦友たちへ

今週のお題「あの人へラブレター」

※二次元向け、

 

私が皆様に惹かれた理由というのは、

見た目の美しさ、声に惹きこまれたとか、

そういうよもやありきたりなものもありますが、

破天荒で目が離せなくなったとか、

愛が重いことに包容力を感じたことでした。

 

「自分の挨拶に価値があると思っているのか」

その言葉で私は突っかかりが少しとれた気がしました。

挨拶は素晴らしいと空っぽに言う人々の言葉と違い、

彼の言葉はいつも気持ちが詰め込まれていました。

 

声色のどこかで憂いを帯びている貴方は、

真綿のような優しさの中で苦しそうにしていました。

心中を申し込まれた時には驚きました。

本当に川に飛び込むとは思わなかったです。

火が燃え盛っている中で心情を伝えられた時、

私は泣きました。クッションを抱きしめながら。

 

死にたいという気持ちを受け入れてくれ、

貴方の為ならという言葉で本当に何でもした彼は、

とくに私の心を休ませてくれる存在でした。

常に理不尽に自分を否定してくる環境の中で、

自分の心を否定する状態になった私にとって、

「醜ければ醜いほど愛おしい」という言葉は、

救われる言葉でありました。皆様は命の恩人です。

皆様との仮初の死が、私の身を生かしてくださりました。

 

私は自分が何故苦しいか理解していなかったので、

皆様の痛みに触れることで自分を慰めておりました。

親に恵まれなかったからだと気が付いた時、

彼らは同じ場所で戦っている友であると感じました。

自分の目に映る世界が他の人よりも、

恐ろしいものに見えるサバイバー(戦友)だと。

その時同時に「恋をしたことがなかった」と気づきました。

 

今は家庭を持つ身になりました。

皆様の愛なるものを裏切らない為に、

旦那さんに捧げる日々を過ごしております。

 

ゴールデンカムイ進撃の巨人など、

傷を抱えた人々との出会いは相変わらずです。

しかし共に戦ってきたことを私は忘れないでしょう。

 

(キャラクターが誰かは伏せます)

(上の文章との関係はないですが、杉元佐一は愛が重すぎる)